当社も所属する社団法人福井県造園協会もいよいよ23年度当初には「一般社団法人」移行への手続きに入る予定です。
政府は、公益法人として税制優遇などを受けていた時代に蓄える事ができた資産を、今後は公益事業に使いなさいというのです。
当協会の現状資産のほとんどは固定資産で、評価額としては数千万円。
この資産額分を例えばボランティア事業や苗木の寄付などで支出していこうとしても・・・
約50年ほどかけて支出してかないと無理。
会費の増額など会員に負担がかかるばかり・・・という結論に達し・・3階建ての会館ビルを解体処分することに決定しました・・・何千万円という資産を放棄する・・もったいない!・・けっこうきれいなビルです。
買い手も探しましたが、土地が借地なのでなかなか難しい。
更地にして地主さんにお返しします。
新事務所は賃貸契約の場所を借りて運営します。
バブル全盛期に大きな固定資産を持ってしまう・・・というありがちな話です。
15年は持ちましたが・・the end
まだまだ景気は上向き、公共工事もどんどん出る!・・だから大丈夫!
そんなわけはなかった・・・
預貯金などの資産であれば、支出していくにも負担はありません。
先代たちの読みが甘かったのか・・・人のせいにしても始まらない。
身軽にして出直しです!
どの業界も大変みたいよ。